7.08.2016

「SKATEBOARD IS DEAD」


  「SKATEBOARD IS DEAD」

 この言葉は。スケートボードを誰よりも愛する人が言った言葉だ。

とても悲しい言葉に思えた。



 さて、相変わらず、アパレル業界、ライブスタジオ、サーフ、スケート、クラブ、、。

至る所で、つまらないつまらないという声が聞こえてくる。

なぜつまらないのか?

色々と理由はあるのかもしれないが、

フォトグラファーのデヴィッドシムズが分かりやすく語っていた。


  「別にノスタルジックになって昔が良かったと言っているわけではない。

   昔に比べてファッション自体にアティチュードがなくなり、

   スピリットが消えてしまった。

   写真自体がフォーマット化されてきていると思わないか?」

昔も今も、結局は売れないとやってはいけない。

しかし、以前は、自分や自分達が表現したい事、やりたい事は、

命をかけて、超、ウルトラ、絶対的に、「曲げてはいけないもの」

であり、それを崩さずに、どうマネジメントしていくのかが、

重要であった。

対して今は、とにかく売る。

「いいね。」が確実にもらえる商品を、

フォーマット化された商品を売る。

フォーマット化される元となるオリジナルのスピリットは荒らして。

そして魂の代償に「いいね」を稼いだ人は、

「イケテル奴ら。」だ、、、。




 スケートボードを心から愛するその人は、

その世界が食い物にされて犯されていくのを誰よりも敏感に感じているからこそ、

その言葉が出たのだろう。

僕自身は、

まだまだ、スケートの世界は生きてる!!

と興奮を感じながら、飛び込んだ。

しかし、その人は、

「だからこそ、スケートボードがそうなるとおしまいなんです。」と。

まだ、魂があるスモールカンパニーや人をフォローアップしながら、

この世界で戦っている。






 この記事を見て、意味わかんねー。
けど、なんか引っかかる。と感じた人は、
「流行」や「いいね」から一回離れて、
ファッションやアートや音楽やライフスタイルなど、
魂が震えるほど何かを感じれるものを探してみるのもいいかもしれない。
それは、皆が好きなものでもいいし
全然そうじゃなくてもいい。
でも、たまたまそう感じたモノが、
共感が全く得られなかったとしたら
それは自分にとってとても大切なモノという
確認になるからラッキーだね!!

逆に超震えたモノが、
すごく共感を得られるものだったとしたら、
「流行」や「いいね」のフィルターがかかっているのかもしれない。
そうじゃなく、純粋に好きなら何の問題も無い。

そのまた逆に、
皆がいいね!っていうものをつっぱねてしまうというのも
それはそれでよくないフィルターがかかってしまう。

変な事を言うようだが、
アイドルグループの嵐が大好きで、
それとおなじくらい、ジョイディヴィジョンが大好きだ。
なんて言う人がいたら、
僕は、そんな自分に素直に生きてる人を
一発で大好きになってしまう。


   
 

8.27.2015

バイブス。 否!! パッション&モチベーション!!


 最近出会った、
かなり大好きな人は、
バイブスという言葉は大嫌いだ!
と、おっしゃっていた。

その真意は、
バイブスというのは勢いだけであって、
本当にどうやったらベストなのか真剣に考察して、
且つ確実に実行するというものではないから。
という事であったと理解している。

もちろん、中身がしっかりある中で「バイブス」という言葉を
使ってるのなら全然OKという事だ。
例えばボブ・マーリィのように、社会の事を理解しつつ、
がっつり影響を与えた人物が使うという様な。

ただ、確かに巷では勢いのみで俺たちかっこいいだろ的に
「バイブス」を使う方は多い気が。。。(僕も?)


その、大好きな方は、
世界でも活躍されるくらいの実績がありつつ、
後輩達がこの先、伝統と誠実さやルールを
継承しつつ今の社会で伸びて行く為にはと、
やばいくらい本気で考えている。

現実にしっかりと向き合いながら確実に実行されている。
その難しさや大変さ、危険さを、誰よりも知っている。

だからこそ、その人は、

バイブスではなく、
逆にスポーツや会社組織の中でも、
普通に重要視される様な言葉を使う。

「パッションとモチベーションです。」と。


素敵な出会いです。
本当に有り難うございます。







6.19.2015

日記


 このブログは、日々のスタイルにこそアートがあるのでは?
という想いから綴っていますが、なんだかリアリティに欠ける気がして、
悶々としたので、放置しています♪

 最近、スケボー&カレーカフェな錦江町にあるVOULさんに
しょっちゅう遊びに行っているのですが、
そこには、僕が美容師の世界に飛び込むきっかけになった空気感、
世界観がとーーーーってもある様な気がして、
まぁ、楽しくてしょうがないです。

 僕は世代的に、高校の時が90's後期にあたります。
その頃の、ファッション業界は本当にかっこよかった!!
今、正に90'sムーブメントが方々で沸き起こっていますが、
やはり、セレブリティだけをおっかける、中身の薄い流行に、
嫌気がさしたクリエイター達が仕掛けまくっているからでしょう♪

 さて、スケボーカフェのVOULさん、
通いながらスケボーカルチャーを学んでいるのですが、
ある事に気がつくのです。
そもそも、既存のルールに捕われず、社会の当たり前にある様な規則に
疑問を投げかけ、新しいモノを造り出す事に躊躇なくそのバイブスで挑んで行く姿は、
僕が憧れた、当時のマルタン・マルジェラやラフシモンズにもあるような、
がっつり90'sバイブス。
        ※例えばラフシモンズはモデルに本当のストリートキッズ達を起用し
    プレッピーな装いにパンクスな要素をMIXした。

 逆に言えば、その当時のモードの世界に花を添えたのは、
スケーターやダンサーやDJやラッパーやBMXやグラフィテイや、なんだかんだにある、
独特の空気感。

 だから、スケボーには、常に僕が憧れる空気感を纏っているのです♪



 90'sの流行を、ただの流行で片付けるのはあまりに惜しいと思います。

感覚や感性や創造性が主体だった(気がしてる?)あの時代の熱は、

いつの時代でも実は存在し、それが表に現れてくるか来ないかの違いだけ。

だから、美容師も、その当時の先輩達はほんとーーーっに、かっこよかった!!

時代に流され、ちょっぴり元気がなくなっちゃった人もいるかもしれません。。

今こそ、当時のバイブスを思い出し、きばっていきましょーー☆☆

そのバイブスには、地位や名声など関係なかったですよね??